イルカは、今も年2万3千頭もモリで刺し殺され、
水銀含有量が基準値を大きき超える場合もありながら、
”鯨肉”として売りさばかれています。
太地の方も日本全国の方も知らされていませんが、
公的機関による正式な検査結果で、つまり放射能汚染と同様隠蔽されている訳です。
水俣病を何も教訓にできていない。
これ国家犯罪ですね。
イルカ猟が開始される9月1日である昨日、
和歌山県太地町にてイルカ猟反対の為にシーシェファードと無関係のアカデミー賞受賞映画THE COVEの皆さんの活動に参加した際、
同じく参加した若い日本人から、”鯨肉として”を教えていただきました。
ご存知の通り、イルカとクジラの区別は”大きさのみ”ですから、
鯨類としての表示でも法的問題を回避しているつもりなんでしょう。
が、消費者・買う人の殆どが、
鯨肉との表記では、”クジラ肉”としての印象というより”認識”しか持たない。
ですから表記改善の為に、全く攻め方が無い訳でもなさそうに思えます。
(クジラだったら良いワケもないですが)
で、
この状態を許しているというか支えているのが
「環境省」。
日本の将来を全く考えられない原発を推進したい極一部の連中の利益の為、
311後でありながらも、あいも変わらず政治家・財界は原発推進です。
あの、細野大臣を首相候補に擁立しようなどと、どこまでも国民を馬鹿にしていますね。
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さてアカデミー賞を受賞した映画、「THE COVE」。
これを録ったのが、なんとあの
超人気TVシリーズ「わんぱくフリッパー」を作ったリック・オバリーさんです。
ご存知でしょうか。
THE COVEの中でリックさんは、
「我々人間は無意識に呼吸できるが、イルカたちは呼吸するタイミングは自らの思考で行っている。」
確かに海面に出たときに初めてできるんですからね。なるほど。
さらに、
「一緒に暮らしていたイルカは、
TV番組というイルカショーの為小道具として扱われ続け、実は苦しめられていて、
なんとリックの目の前で、リックをはっきりと見つめながら呼吸を一回吸ったあと、
二度と呼吸をすることなく、そのまま沈んでいったそうです。
(彼らの呼吸方法と、彼らの知能からそれは自殺でしかなく)
科学者であるリックはこの時、生簀(イケス)のイルカ達を全員逃がし、刑務所に入れられた。」
(以前のシャチのルナを思い出しますね。)
この後、イルカ人気に貢献したこの方は、この時を機に、
イルカ猟反対活動を始めました。
※この映画は言うまでも無く取材を元にした完全なドキュメンタリーです。
当方この手本当に苦手で恥ずかしながらずっと避けていました。
いのちの食べ方や、ファーストフードネイションも長年避けてきたくらい苦手で
しかしそれらも、
そして、この「the cove」も、
我々日本人全員が見なければならない内容です。
今日本が犯しているとんでもない大罪。一切の誇張ではありません。
恐ろしいです。
日本人は水銀公害を既に経験しているではないか!
責任者は環境省だけでない。
厚労省、消費者庁などは正気だろうか?
国家犯罪そのものです。
いったい役人達は何を目的にしている連中なのか?
是非ご覧になってください。
http://www.thecovemovie.com/jp
※太地での事を以後の記事でご紹介していきます。
とりあえず、警察の方々に本当に感謝。
官邸前講義や、今回の太地町での事も、
警察に対するこれまでの印象と真逆でした。